相続では「プラスの財産」だけでなく、「マイナスの財産=債務」も引き継ぐ可能性があります。親の通帳を見て初めて借入が発覚するケースも多く、相続人が気づかないまま相続手続きを進めると、後から多額の返済義務を負うこともあります …
グローバル化が進むにつれ、「亡くなった親が海外に口座を持っていた」、「相続人が海外に住んでいる」といった方が増えてきています。日本の相続手続きに比べると少し複雑になりますが、基本を押さえれば落ち着いて進めることができます …
国際結婚が増えるなか、「配偶者が外国籍」「相続人の一部が海外在住」といったケースが珍しくなくなっています。しかし、相続のルールは国によって大きく異なるため、「どの国の法律が適用されるのか(準拠法)」を誤ると、後々トラブル …
■ はじめに(なぜエンディングノートが必要か) 「自分の死後に家族に迷惑をかけたくない」「スムーズに手続きを進めてほしい」――そう願う方々にとって、エンディングノートは非常に有用なツールです。これは、自分の「想い」と「情 …
■ はじめに(全体の進め方) まずは通帳・郵便物・PC/スマホ内のメモやメールから“手がかり”を集め、相続人の範囲確定→財産と負債の洗い出し→必要書類の収集の順で進めます。勝手な引出し・解約は避け、遺産分割前は保存行為( …
■ 遺贈寄附とは 遺言で財産の一部または全部をNPO・学校・病院・公益法人・地方公共団体などへ寄附する方法です。社会に想いを残す手段として注目が高まっています。 遺言の形は「包括遺贈(遺産の○%)」と「特定遺贈(この預金 …
■ 包括遺贈と特定遺贈の違い 包括遺贈は、「遺産の全部」または「一定の割合(例:遺産の3分の1)」をまとめて承継させることをいいます。受け取る人(包括受遺者)は、相続人に近い立場となり、遺産に属する権利も負債も割合に応じ …
■ 付言事項とは 遺言本文(誰に何を承継させるか)に添えて書く「気持ち・背景説明・家族へのメッセージ」です。法的な拘束力はありませんが、相続人が遺産分割の方向性を考える際の指針となり、争いを予防する効果が期待できます。自 …
公正証書遺言とは、公証人が遺言内容を確認し、公正証書として作成・原本を公証役場で保管する方式です。方式不備の心配が少なく、紛失や改ざんのリスクを抑えられるのが特長です(自筆証書遺言とは保管・方式が異なります)。 ■ 作成 …
相続人がいない(または全員が相続放棄した)場合、そのままだと残った財産は国庫に帰属します。とはいえ、生前に被相続人を長年介護・看護した人や、財産の維持・増加に貢献した人、生活を共にした内縁配偶者や事実上の養親子などがいる …